haritogetogeの日記

自分語り日記

散歩最強説

 散歩は最強だと思ってる。娯楽としても、健康法としても、ひとりの時間の過ごし方として最強だ。

 

 子供の頃から運動嫌い、出不精、自律神経よわよわ精神不安定人間の私にとって1番ちょうど良くて最強なのが散歩だ。何度かランニングに挑戦したし、ランニングハイになった時が気持ちよくて好きだったのだが、どうも続かない。しばらく日が空くと、次に走るのが億劫になってしまうランニングに対して、散歩は気軽にできるのでいい。

 

 自律神経や精神の状態が崩れて、家から出て人に会うのが難しい時は、日が傾いてから散歩に出かけるのがいい。初めのきっかけは、ちょっと空を見るだけ、ちょっと夜の匂いを嗅ぐだけとかでいい。ちょっとだけですぐに帰ってもいいんだけど、大抵の場合、久しぶりの外気の気持ちよさ、薄暗くて顔が見えない心地よさでもうちょっと歩くかってなる。どこまで行っても、どこで引き返してもいいのが散歩の魅力だ。

 

 散歩してる時は何かを考えても、何も考えなくてもいい。自由な時間だ。家にこもっていると、どうしても意識が内面に向き、辛い時は辛さが増す。意識を外に向けるためにテレビやスマホで刺激を求めて、現実逃避に疲れてしまう。自由なようで不自由だ。散歩している時は、意識の向きが自然に切り替わる。自分で自分の内面をのぞいてコントロールしようとしなくても、自然でいられる感じがする。心が解放される。自然で自由。それが気持ちいい。

 

 自分が大丈夫か、明日仕事に行けるか、人と会ってしゃべれるか、普通に振る舞えているか、ニコニコできているか、いつも自分の中を覗いて、客観視しようとして、人として大丈夫か確認しながら生きる日々。そんな日々に疲れたら、ひとりっきりの散歩が最強です。